佐賀

「佐賀に、がばいうまか新米があるくさい!!」

幻の七夕コシヒカリ。

旧暦七夕8月7日。

 

 

 佐賀で一番最初に収穫されるのが「七夕コシヒカリ」である。

旧暦の七夕なので、8月7日が収穫日だ。

白石地区で育てられている。毎年、売り切れ御免で販売されている。大量には作っていないのだ。

なので、大量に作る米より手がかけられるようで、無農薬とまではいかないようだが、できるだけ薬に頼らない栽培をしている。無農薬ではないけど、自然にこだわっている新米だ。

七夕の新米には、めでたい感じがするではないか。

 

佐賀には、さがびより(10月上旬)夢しずく(9月中旬)の特A受賞米が2つもある。

余談だけど、「さがびより」は、邦画のタイトルのようだ。

もたいまさこ、とか小林聡美、市川実日子あたりがでてそうなの。

 

僕のうちでは、さがびよりを注文している。実は、いろんな美味しい米を選びたいから始めた米前線なのだ。

 お米屋さんと「米前線」のアイデアについてディベートした時、

「ネットには、米を売りたい業者がそれこそ沢山いるし、お店もいっぱいあります。それに、米は一度買う店を決めると、浮気しないんです。

今から、米のECサイトを作っても運営は難しいと思う」

と、言われたことがあります。

確かに、僕はさがびよりをずっと注文し続けていたな。と、思い当たりました。

浮気せずにね。

 

問題は「選べないようになっている」ことではないか?

と、僕は仮説を立ててみました。

そんな風に、いまは思っています。

米前線を使って、旨い米のハシゴができるようにしたい。

僕は、ハシゴが好きなんです。

 

佐賀だけでも、3つもできる。

 

文:紙本櫻士

 

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